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[ 代謝・内分泌 ]
Posted;2004年01月13日
ポパイが糖尿病にならない訳
ほうれん草を食べて”オリーブ”を助ける”ポパイ”が活躍するアニメは面白い。アニメに登場するポパイが糖尿病だったかどうかは知らないが、きっと糖尿病ではなかったはずである(本当か?)。
なぜなら、ほうれん草にはたくさんのマグネシウムが含まれており、マグネシウムは糖尿病を予防する事が分かったからである。

2004年1月のDiabetes Careに掲載された二つの論文によるとナッツや穀物、青野菜などに含まれるマグネシウムを多く摂取する人は糖尿病になりにくいのだというのだ。
一つ目の報告はBrigham and Women's 病院のSong Yらの報告で45歳以上の女性39,345人を対象に6年間追跡調査をした結果、年齢やBMIとは別に、マグネシウム摂取量と糖尿病リスクに逆相関があったという報告である。そして特にBMIが25以上の太り気味の女性でマグネシウムをたくさんとると糖尿病のリスクを軽減するとしている。
二つ目の報告はHarvard School of Public HealthのLopez-Ridaura Rらの報告である。彼らは、糖尿病罹病歴のない女性85,060人と男性42,872人を対象にマグネシウム摂取量と2型糖尿病発症リスクの関係を検討した。2〜4年ごとに女性は18年間、男性は12年間の追跡調査をした結果、2型糖尿病のリスクは、マグネシウム摂取量が多いほど少なかったという。
マグネシウムを最も多く含んでいるのは、ナッツ類で、 魚介、海藻、野菜、豆にも含まれている。
【情報入手経路】
▼ロイター通信:Magnesium May Lower Diabetes Risk
⇒【情報源】PubMedより
▼Diabetes Care. 2004 Jan;27(1):134-140.
Magnesium Intake and Risk of Type 2 Diabetes in Men and Women.
⇒Free Full Text
▼Diabetes Care. 2004 Jan;27(1):59-65.
Dietary Magnesium Intake in Relation to Plasma Insulin Levels and Risk of Type 2 Diabetes in Women.
⇒Free Full Text
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欧米型の食事ではマグネシウムが不足しやすいということだが、マグネシウムを多く含む食品を見ていると日本食が良いことになる。当然、マグネシウムだけで糖尿病発症リスクを論じれるわけはないのだが、日頃の食生活に気をつけるきっかけにしようと思う。
それにしても、糖尿病においてマグネシウムはどんな役割を演じているのだろうか?
【参考】
▼マグネシウムの役割
▼マグネシウム不足は心臓病の原因に
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▼USヘルスニュース :
http://www.earth-pure.com/ush/
>健康とほうれん草
>健康とマグネシウム
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■2004.01.16 追記
1月18日現在、この記事は
BLOGNAVIのWEEKLYアクセスランキングにおいて10位にランクインされていた。タイトルの付け方が一因だろうか?それにしても、関心の高さが伺える。下記サイトでも同じ記事が紹介されていたので追記しておくコとした。
m3.com / Medscape : 食物中のマグネシウムは、2型糖尿病の発症予防に有効な可能性 <要登録>
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