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Posted;2005年01月08日
SMさんの事情:目は口ほどにものを言う
SMさんはちょっと人とは違うところがある。彼女の扁桃体には損傷があるため、人の恐怖感情を読み取ることが出来ない稀な疾患にかかっているらしい。アイオワ大学とカリフォルニア工科大学のの研究者らは10年前にSMさんの持つ障害を報告し、その後、顔の表情を読み取る過程での情報処理に扁桃体が重要であることを報告してきた。
2005年のNature1月6日号に掲載された報告によると、SMさんに相手の目を見るように明確な指示を与えたところ、恐怖感情を読み取る能力が復活したそうだ。研究者らが検討したところによると、SMさんが感情を判定できないのは、目周辺の情報を正常に利用できない、つまり自ら相手の目を注視できないという欠陥に起因するのだという。研究者らは、今回の観察結果から、恐怖認識の欠落を持つ患者のリハビリにあたって新たなアプローチが可能かもしれないと述べている。
▼【News@Nature】Terror shows only in the eyes
▼【Nature 433, 22 - 23 (06 January 2005); 】Cognitive science: Staring fear in the face<要パスワード>
⇒関連文献
▼【PubMed_Search】impaired fear recognition
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目を見るように指示しただけで、感情を読み取れるようになるなんて「本当かな〜?」と思いつつ、「目は口ほどにものをいう」との言葉を思い出し、相手の目を見て話すことの重要性を考えた。
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